ピンクとグレー

女子高生とカップルまみれの中、一人参戦してきました!しかもほぼ満員だった。まさかあんな戦場だとは、って感じだ‥

f:id:traumer-angels:20160226000436j:image


かなりよくてパンフレットも買ってしまった。


幼なじみのごっち (中島健人) とりばちゃん (菅田将暉) は街中で二人一緒にスカウトされる。ごっちは大スターとなる一方、りばちゃんはなかなか売れず、エキストラ出演のみ。
そんな中、人気絶頂で全てうまくいっていると思われたごっちが命を絶つ。ごっちはりばちゃんに宛てた6つの遺書を残しており、どれか1つを選ばせる‥




ごっちが死を選んだ理由。

りばちゃんが芸名を考えているとき、河田 という苗字からリバーフェニックスを思いつく。一瞬のシーンだが、この映画のすべてはこれなのかなと思う。


リバーフェニックスは1993年、23歳という若さで急死した。伝説的スターと言われているのはルックスや演技の才能に加え、この若さで亡くなったことが大きいと思う。


人生でいちばん美しい時に人気絶頂の俳優が命を絶ち、永遠に叶わない無限の可能性だけが残される。これほど美しいことってある?

ごっちはそのために命を絶った。自分の人生全てをかけて、芸術を成し遂げた。

「やらないなんてないでしょ。やりたいことをやるんじゃなくて、やるべきことをやるんだ。」